アイとユイの示すもの

「推しの子」ワンクール目終わりましたね。

「推しの子」の録画を見てから、再放送中の「あまちゃん」の録画を見るのがルーティンになっていました。

同じアイドルを目指す話ですが、ずいぶん毛色が違うな、と思い見ていました。

 

「推しの子」と「あまちゃん」は苗字の被っているキャラクターがいるのです。

 有馬めぐ 有馬かな

黒川(天野)アキ 黒川あかね

 

有馬めぐと有馬かなについては、2人ともアイドルグループのセンターの設定というところも被っています。

黒川アキの黒川は印象が薄いのですが、「あまちゃん」の物語開始当初はアキの両親の離婚は成立していないので、

黒川アキが本名です。

 

「推しの子」と「あまちゃん」には関連があるので、「あまちゃん」は10年ぶりに再放送されたのではないかと思うのです。

 

また、前に「あまちゃん」を考察したときは、親友のユイちゃんについての考察はできなかったのですが、ここにきて少し見えてきたことがあるのです。

 

ここ最近私の見ていたドラマには「ユイ」という役名が多いのです。

ドラマのタイトル 役名  役者名

あまちゃん」 足立ユイ 橋本愛

「Dr.チョコレート」寺島唯(てらしまゆい) 白山乃愛

「離婚しようよ」黒澤ゆい 仲里依紗(Naka Riisa)  

 

この三つの役名と役者名から ユイ の役には 愛、ai の文字をもつ役者が選ばれている。

→ ユイ と アイ は関連しているのではないか

と考えるようになりました。

 

あまちゃん」と「Dr.チョコレート」でユイ、唯は

誰もが認める才能があり、人々にも好かれていながら、その才能を限られた場所でしか

発揮できない人物

と描かれています。

すなわち、「表に出られない=出るな」

のイメージを植え付けていると考えられます。

また、「Dr.チョコレート」の寺島唯は、10歳の少女ながらも、父から外科手術の英才教育を受け、たくさんの手術のシュミレーションをしてきた天才外科医という設定です。10歳にしては、落ち着きを気品があり、クラシカルなワンピースを身につけています。

寺島の寺=テンプルと考えるとこんな連想もできそうです。

上皇后美智子さまは、巻毛だったことから、巻毛の天才子役、シャーリーテンプルにちなんで、「テンプルちゃん」と呼ばれていたこともあったとか。

あまちゃん」のユイちゃんも気品があります。

Wikipediaより

日本テレビドラマ「Dr.チョコレート」より 寺島唯役 白山乃愛

ユイ の示すもの は M なのかもしれません。

 

アイ と ユイ を 役名や役者名で関連づけていますが、

あいう = 123 とあてはめると 

アイ = 12 ユ(う)イ = 32 となり、最初から➡️ と 最後から⬅️ の関係が見えてきます。

 

「推しの子」と「Dr.チョコレート」ではストーリー上「少女がナイフで刺される」

というエピソードがあります。比較すると以下のようになります。

       推しの子   Dr.チョコレート

刺される話  1話       10話(最終回)

刺される少女 アイ      唯

刺された結果 死亡     仲間が手術をし、一命を取り留める

刺した人   ファンの男性 両親の死のきっかけを作った女性

殺意     あり     なし(女性の自殺を唯が止めようとして誤って刺される)

見事に「少女が刺される」というエピソードを正反対の要素で構成しています。

これは、対になっている呪詛ではないかと考えます。

 

 

おまけ 映画「君たちはどう生きるか」を見てきました。

巻毛、クラシカルなワンピース…などから、ヒミはアイとユイと同様、Mを表していると思いました。

キャストも あいみょん ですし。