朝ドラとヒミコ三代(カムカムエブリバディ編)
朝ドラ考察第二弾。
「カムカムエブリバディ」(制作BK、2021年11月1日-2022年4月8日放送)です。総集編は2022年5月4日放送(総合、午後2:00~午後4:59)。
岡山・大阪・京都を舞台として大正・昭和・平成・令和の四時代をラジオ英語講座とジャズと時代劇と共に生きた母娘孫三代の1925年から2025年まで100年間に渡る悲喜劇を描いています。(Wikipediaより)
あらすじはこちら↓
人物相関図
ロケTVから人物相関図をお借りしました。
ネタバレを含む、最終的な人物相関図です。
あまちゃんの放送から8年たっており、一見すると似た要素が見えないのですが、三代における大きな流れはそっくりです。
初代と二代目の仲たがいし、お互いに会わない期間が20年以上ある。
初代と二代目の仲を三代目が取り持つ。
三代のうち、二代目が最強の巫女能力(祭祀、呪術)を持つが一般の人にはまったく知られていない。
二代目は二人で一人?
二代目の技術(祭祀要素)を三代目が習得する。しかし、継承は別の人がする。
初代の職掌を三代目が名実ともに引き継ぐ。
こちらの物語では
英語と外国との交渉(海の技術、貿易に相当=職掌)
和菓子と回転焼き(あんこのおまじない→祭祀。二代目が家業のあんこ(祭祀)を発展させ、回転焼きに)
ジャズ(呪術能力。カムカムでは二代目にあたる、るいの夫錠一郎のトランペット、のちにピアノがその象徴となっている。二代目はるいと錠一郎の二人で一人の人物、あるいは双子を表していると思います)
となっており、祭祀、呪術の継承が「あまちゃん」より細かく設定されています。
祭祀は三代目の弟の妻が継承。ドラマでは回転焼き屋を桃太郎の妻、花菜が継いでいます。
呪術は誰も継がず、二代目がまだ現役のように見えます。
こうやって何度も朝ドラで取り上げられるも、いなかった事(平凡な存在)にされる二代目ヒミコ。本当はどんな方で、初代と和解できたのか、気になります。
おまけ
カムカムエブリバディのストーリーの中で大きな変化がある日は8月11日と12月25日が多いのです。